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■第97弾 『新副会頭 森 勇一氏』■

 今月号は100年企業さんのご紹介をお休み致しまして、昨年11月1日に新た
に副会頭に就任されましたお二人の方を二ヶ月に亘りご紹介させて頂きたい
と思います。
 既に会員の皆々様はご存知のことと思いますが、昨年11月、谷古宇副会
頭様・川島副会頭様が退任されまして、新たに森紙器㈱代表取締役社長・
森勇一様と㈱晒新代表取締役・晝間泰昭様が副会頭に就任されました。
 そこで今月号は青柳で段ボール・フロアディスプレイの企画から販売まで
している森紙器㈱・森勇一副会頭様をご紹介致します。
 
 



 
 
 昭和37年に先代でもある父・森省三様が5年の会社員経験を経て、脱サラ
で足立区中央本町の50坪の土地で母親、そして住み込みの従業員さんと3人
から始まった創立55年目の会社です。創業の頃は取引上の信用などもない
ため、普通の材料はなかなか仕入れられなかったと言います。
 そこで段ボールの切り落としや2等品、捨てるような段ボールを買って来
て、色々な箱を作っては販売し、中古の機械を買足し買足ししながら会社を
大きくしてきました。そして10年後には青柳の土地約100坪を購入する事が
出来たそうです。
 昭和50年に本社工場を草加工場へ移転し全ての工場を一箇所に集約して、
今では約2500坪の自社敷地と約500坪の借用地でご商売をされています。
 

 


 平成11年に森勇一副会頭が社長に就任されてからは、更なる企業向上を
目指し、全国にもあまり無い【フレキン高精細6色プリンター】の導入
やお客様が安心出来る製品を作るために、段ボール印刷工場としては非常に
珍しい食品用【クリーンルーム】【金属探知機】を設置したりして、
小さな記章箱を作る機械からミカン箱の様な大きな箱が作れる機械まで
25~6台の機械が年間何万種類という製品を産み出しています。
 そんな森紙器㈱さんの企業特徴は『地球にやさしい印刷』『独自の手法を
生かした技術力』『経験豊富なデザイナー』『短納期を実現』を柱に、
『より多くのお客様にご満足頂ける より良い包装材料を提供し、協力取引
先と従業員家族の限りない繁栄を図ること』を経営理念に掲げている企業さ
んなのです。 
 

 

 新副会頭になられました森勇一副会頭(55歳)は『折角副会頭にさせて頂き
ましたので、草加の街を魅力有る街にしたいと思います。草加に住んで良かっ
た! 草加から離れたく無い!と思って頂ける街へ。そして他の街ではやって
いない事! 今まで無かった事!をやって行きたい!進めて行きたい!』と笑
顔で語って下さいました。
 新しい技術は先鋒の方が有利!新しいモノが出たと聞けば直ぐに見に行くと
いいます。いまでは、一般段ボールを始め、特殊段ボール・重量ある段ボール
・遊具段ボールまで。最近では、ある事がきっかけとなりAED(自動体外式
除細動器)を入れるケースを段ボールで作って販売したりしています。AED
のケースは草加商工会議所内にも置いて御座いますので、お越しの際には是非
ご覧頂ければと思います。
 仕事はしっかりと足元を固めて行きながら、他の産業人の方々と新しいモノ
を作って行きたいという新副会頭。工業部会の部会長も兼任しており、総務委
員会と政策委員会を担当しておりますので、会員の皆様、是非とも一日も早く
森勇一副会頭を覚えて下さい。


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三遊亭春馬プロフィール