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■第58弾 ~大相撲・追手風部屋~■
 新年おめでとうございます。平成26年・午年の幕開けです。
本年度も『三遊亭春馬のそうかソムリエ』を御贔屓頂けます事
を心から願っております。さて新年号も先月号に続き、草加市
内に在る100年(100年以上)企業さんをお休み致しまし
て、100年以上続いている〝日本の国技〟大相撲からご紹介
致します。さて、皆様はご存知でしょうか!? 草加の小学校
(12校)・中学校(2校)に土俵が設置されているのを。さ
らに、草加市青少年相撲振興会があったり、瀬崎町には相撲部
屋が在ったりと、意外と草加は相撲と縁のあるまちなのです。
それが証拠に2004年の埼玉国体では草加市で相撲競技が開
催されたほどですから。そこで今月号は、瀬崎に在ります追手
風部屋さんをご紹介致します。

 追手風部屋さんは、元幕内力士・大翔山関が1998年に1
1代目・追手風親方を襲名され33年振りに再興したお部屋。
過去には関脇・追手海関や小結・黒海関、幕内・濱錦関など数
多くの関取を輩出しています。現在は角界でも大変話題になっ
ております史上4人目となる十両1場所通過、幕下付出から史
上最速の所要3場所での新入幕となった遠藤関をはじめ、幕下
3人・三段目7人・序二段5人・序の口1人の17人の力士が
おられます。

 そんな追手風部屋は、地上4階建て。外から稽古場が見える
ようにガラス張りのお部屋となっています。中に入ると稽古場
の大きさは25坪。相撲関係者やマスコミ・後援会の方々が稽
古見学出来る様にと土俵の前には板の間があり、そこに追手風
親方も腰を下ろし、眼光鋭く力士1人1人の稽古を見ていまし
た。時には優しく、時には厳しく、一つでも上の番付に上がれ
るように指導している。正面には神棚。神棚の脇には、五つの
教訓が書かれた『追手風部屋訓』と、『夢こそ人生の力 夢 』
と書かれた書画が掲げられていました。
 


 昔から土俵の下には、"金も女も地位も名誉も埋まっている"
なんてぇ事を言われますが、土俵の上の勝敗こそが力士の地位
に繋がるのです。だからこそ力士は稽古をするのでしょう。追
手風部屋の稽古は朝6時~11時までの5時間。股割り・摺り
足・てっぽう・四股ふみと土俵の周りで稽古。もちろん土俵上
では、白い肌を真っ赤にしながら汗がほとばしるほど、本場所
の土俵の如くぶつかり稽古が繰り広げられていました。追手風
親方は『是非とも国技館に足を運んで生の相撲を観て頂きたい。
テレビだと中々力士の気迫・迫力が伝わらないので。国技館内
でその迫力を感じて頂きたいのです』と笑顔で語って下さいま
した。部屋には補佐として元十両・大翔大関がまわしを締めて
後輩力士に胸を貸す姿もあり、今後も数多くの関取衆を草加・
瀬崎に在る部屋から輩出していかれる事でしょう。26年初場
所は両国国技館にて1月12日~26日までの15日間行われ
ます。是非とも国技館に行って追手風部屋の力士を応援しまし
ょう。


 ※追手風部屋の歴史についてはインターネットより拝借し、
市内各校の土俵設置状況等については、草加市より協力をいた
だきました。

追手風部屋
草加市瀬崎5-32-22
URL:http://oitekaze.com/


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sokacci@sokacity.or.jp
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