最初は生地屋さんだった当店。昭和30年代始め頃には目黒や世田谷と言った
土地まで煎餅生地を卸していたそうです。しかし父親が病気となってしまった
ため、昭和30年代後半に生地屋から焼き屋に転身し、手焼き煎餅・石田商店が
産まれ、昭和42、3年頃から機械焼きに変え、現在の手焼き風堅焼き煎餅のお店
となりました。
お煎餅は【醤油・海苔・胡麻】の三種類。機械で焼き上げていますが、元々
手焼きせんべい屋さんだったので工夫に工夫を重ね、焼き上がったお煎餅はま
るで手焼きの様です。
三代目の石田実さん(77才)は『小さい時に食べた味は、大人になっても覚え
ていると思いますので、子供達に本場の美味しい草加せんべいを食べて頂きた
い。』と笑顔で語って下さいました。
昔懐かしいお煎餅の味がする当店の煎餅。味・堅さ・香ばしさ、そして焼き色
にこだわりを持って焼いています。
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