お店の中に入りますと綺麗な店造り。高い天井の赤ケヤキの梁がお客様
を出迎えてくれます。週三回焼いているという手焼き窯や手焼き体験用の
手焼き台など、ショーケースのお煎餅と共に訪れるお客さんの目も楽しま
せてくれています。さて、小宮のお煎餅は他店と違うこだわりがあります。
それは『むしろの天日干し』。埼玉県産の"彩のかがやき"を使用して作る
煎餅生地は、秋田産の"むしろ"の上に並べられ天日干しにするという。
これは初代からの伝統製法だそうで、むしろを使用して天日干しにする
ことにより紫外線と自然の風が煎餅生地の乾きを変え、お米本来の味を生
かした美味しい煎餅が出来上がるとの事。
そんな四代目の小宮務さん(73歳)は『先人の考えた伝統的な技術を
大切にし、一つ一つの工程に心を込め、魂を込めております。
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