明治19年2月、青柳に住んでいた曾祖父が神明町に高橋油店として
油屋を開業したことからご商売の歴史が始まります。その歴史はなんと
129年。その当時の油屋さんというと、なたね油(行灯の油)・つば
き油(ポマード)をはじめ、ローソクや灯油などを販売していたそうで
す。その後時代の流れと共に食用油・機械油・自転車油・ガソリンなど
を販売することに。昔のガソリンスタンドと言うと、ガソリンタンクが
そのまま横向きに設置され手作業でガソリンを汲み出し、販売していた
という光景です。覚えている方も多いと思いますが。そして34年に三
代目社長でもある父・寛三さんが旭町の地に自宅とスタンドを同じ敷地
内に建て、昭和シェル石油の販売店となり、本格的にガソリンを販売す
る現代のガソリンスタンドをオープンさせました。そして昭和30年代
半ばに消防法が変り、ガソリンなどの販売形態の変更を余儀なくされた
ため、神明のお店を閉め、現在のスタンド一店舗となります。
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