その後二代目の守一さんがお店を継ぎますが、1924年(昭和
17年)の食糧管理法の統制により、お米が配給制となり、昭和26
年まで守一さんは食料配給公団に勤めることになります。お店の方
は奥さんが今で言う手芸店である小間物屋として【ゴム・糸・ボタ
ン・チャックなど】を販売して守っていたようです。
その後、食料配給公団は解散となり、お店は米の販売を中心とし
たお米屋さんとなりました。昭和34年からは三代目となる守男さ
んがお店に入り、父の背中を見ながら商売を覚え、様々な激動を体
験しながら現在までの55年間お店に出ております。そして今、息
子である守利さんが四代目として三代目と共に美味しいお米をお客
様に提供しています。
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