平塚製菓㈱さんは、【幸せなひとときの創造】という理念
を大切に守りながら創業110年を超えた企業さんです。
初代(栄冶郎氏)は京都の豆腐屋さんで産声を上げたご長男。
しかし、豆腐屋という家業は継がず、和菓子屋さんに奉公に
出て、1901年(明治34年)和菓子屋を開業してしまったと
いう。まさにこの時、平塚製菓の第一歩が始まりました。そ
の後、昭和6年に東京都下谷区入谷に移転をし、昭和20年
入谷町に約40坪の土地を購入して工場を建て、羊羹・引き
飴・ゼリーを中心に 代用チョコレートを作り始めたそうで
す。昭和23年二代目・馨氏により平塚製菓株式会社が設立
され、"これからは洋菓子の時代"と考え、本格的にチョコレ
ートの製造を始めました。昭和36年7月には、工場拡張の
ため草加市八幡町に移転をし、ウェハースやキャンディ・ク
ッキーなど幅広い御菓子類の製造にも力を入れ始めました。
平成2年、現社長の平塚正幸氏が三代目に就任し、平成12
年には、生産のほとんどをOEM生産(委託生産)に経営戦
略を切り替え、平成24年には、更なるお客様の要望に応える
ための新生産体制を整えるべく、新工場が竣工され現在に至
ります。
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