今月は、草加三大地場産業の一つ皮革産業のお店である青柳の「革工房
フェニックスPHOENIX」さんにおじゃましました。
「革の心を読み、技で組み上げる」そう語るのは、店主の土屋孝維(つ
ちや たかゆき)さんです。土屋さんは、50年以上も皮革業界で活躍され
ていた師匠の元で長い間修業され、この度お店を開業されました。
「修業時代は厳しく、やっとここまで漕ぎ着けたという感じですね。師匠
や親、周りの方達にこれまでの分、報恩感謝していきたい」そう語る土屋
さんは、まだまだ伸び盛りの30代です。
一般的に職人というと寡黙で頑固なイメージがありますが、土屋さんは全
く正反対のイメージで、「営業、仕入れ、製作、販売全て行わなければい
けないので、何でも出来るようにならないと駄目ですね。商品説明も作り
手の目線から出来ますので、お客様の安心感が違います」と笑顔で話され
ました。
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