登山への情熱が増す中、会社を退職し、本格的な登山家への道を歩みます。昭
和51年、28歳の時に、山岳会の友人2名と北米から南米までの約3万キロを
1年かけて旅をし、数々の登山や探検を経験しました。この旅の中でペルーアン
デス・タウリラフ峰南壁ルートからの世界初登頂を果たしました。
(詳しくは、共著「冒険の蟲たち」白山書房)
溝渕さんは、登山の際、ピッケルやアイスアックスの形状に改良を加え使用し
ていたところ、登山家の方々から評判となり、製品化したのが始まりでした。品
川区荏原の鉄工所を間借りしてスタートした事業でしたが、昭和62年に現在の
手代町の工場に移転し本格的に登山用具の企画製造販売を営むようになり現在に
至ります。
㈲ミゾーさんの製品は、使いやすさと耐久性が追求されています。
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