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■第98弾 『新副会頭㈱晒新 代表取締役 晝間泰昭 氏』■


 今月号も100年企業さんのご紹介をお休み致しまして、先月に続き、昨年 
11月1日に新たに就任されました副会頭をご紹介させて頂きたいと思います。
 
 先月ご紹介致しました森紙器㈱・森勇一副会頭様とご一緒に㈱晒新 代表 
取締役・晝間泰昭様が副会頭に就任されました。
 晝間泰昭(ひるま やすあき)副会頭は瀬崎の旧家。屋号を新左衛門とい 
い、ご先祖は1644年3代将軍・徳川家光の正保の時代にはすでに草加に住ん 
でいたそうです。この事は御先祖様のお墓に刻まれているそうですが、貴重 
な品のほとんどは明治初期の火災で焼けてしまったそうです。

 江戸時代の草加は畑や田んぼ、沼地に野原といった自然豊かな土地だった 
と思われますが、そんな草加に徳川の将軍が御鷹狩りに来られた時には、
お昼休憩に寄られたそうです。その時に将軍にお出しした昼食の御品書きの 
記録が残っているといいますから大変貴重なものです。
 
 



 
 
  晝間副会頭のご商売は不動産貸付業。不動産業自体は400年前からあったの
 かもしれませんが、明治中頃には、地下水が綺麗で豊富ということもあり、
 草加の地場産業であるゆかたの晒屋(さらしや)をしていたそうです。
 
  その頃、瀬崎には晒し工場が複数並び、秋田方面から多くの職人を呼び寄せ、
 干し場には真っ白く漂白されたゆかたの生地が天日に広げられていたそうです。
 7月の瀬崎の浅間神社の祭礼では晒し職人も参加し、御神輿を担いで賑やかに
 行われていたそうです。
  しかし、和装文化が衰退し、先代の社長が最後の晒し職人さんが退職したの
 を見届けてから晒し業を辞め、不動産貸付業となりました。
 
  そして始めたのが独身者向けのアパート、いわゆるワンルームマンションで
 した。時代は核家族化に進み、当時はまだ数少なく珍しく、建物が完成する前
 に入居希望者で満室、時には内装工事が終わるまで、入居する方にホテルに泊
 まってもらったこともあったそうです。
 
  次に始めたのが、個人事業者向けの4坪のミニ倉庫でした。「あんなの、だ
 れも入らないよ」と言われたそうですが、高度経済成長の波に乗り、こちらも
 入居待ちが続き大成功になりました。
  現在は事業を拡大し、店舗や住宅展示場等、多種に展開しています。
 

 


 そんな晝間泰昭新副会頭は
『人が働く街 そうか! 人が働く場所のある街 そうか! 商工会議所会員の皆様
が発展の出来る街 そうか!にしていきたいと思います。そして草加は素晴らしい街
なので、散歩をしたい街 そうか。にしたい』
と笑顔で語って下さいました。

 中学・高校時代は水球選手として活躍し、高校2年・3年の時には国体に出場。
競泳でも50m自由形・成年の部で埼玉県代表選手として国体に出場したスポーツマン。
水泳の他にもマラソンや山登り、まちを見て歩くのが好きだという晝間副会頭。
流通部会と金融保険業部会の担当副会頭でもあり、草加の産業のために一役を買おう
と意気込んでおられる様子です。

 そして商工会議所副会頭は『草加の宣伝部長のような役割だと思っています』
なので、今日は会員の仲間入りをお願いている美味しいお蕎麦屋さんをご紹介致しま
す。
 県道足立越谷線沿いにあるちょいと小粋な店構えの『手打そば処 ふか川』
(瀬崎3-36-1・TEL927-3677)。副会頭のオススメが、ふわふわ
アツアツの卵焼きに鴨のあい焼き。口の中でとろけるような卵焼きはお酒のつまみ
にも合う一品。大本命の天ぷらそば・鴨南蛮は一度食べたらまた食べたくなる味の
お蕎麦で、地元の方をはじめ、沢山のお客様に愛されているお店です。 
 

 

 会員の皆様、是非とも一日も早く晝間泰昭(ひるま やすあき)副会頭を覚えて
下さい。

 また、ただいま谷塚の住宅展示場 TBSハウジング 草加会場さんの入口に半
年間限定でウルトラマンガイアが展示されています。このウルトラマンガイアは池
袋サンシャイン・東京ドームのイベント以外での貸し出しは草加が初めてという貴
重なウルトラマン。是非とも住宅展示場のTBSハウジング草加会場さんへ行って
見て下さい。


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三遊亭春馬プロフィール