t_sanyutei_main.gif
■第92弾 『昔は舟運 いまは・・・』 巽屋■

 どの企業・どのお店にも歴史ありってぇ事で、今月は草加市内に在る"100年
(100年以上)企業"さんのご紹介!!
 今月は県道足立越谷線沿い、足立区方面に向かい、草加六丁目橋を越え、草加
せんべい発祥の地・おせん公園や河合曾良像を見ながら草加駅方面へ50Mぐらい
歩いた左手に在るお煎餅屋さん【巽屋】(たつみや)さんをご紹介致します。
 巽屋さんは、昭和の初め頃にお煎餅生地屋として始まったそうですが、その前
は札場河岸にて船頭をしていたといいます。
 船頭と言っても人を乗せていた訳ではなく、薪や木材を運んでいたのではない
かと言います。

 この時代の詳しい資料が残っていないためチョッと曖昧な所があるそうですが、
ご自宅で船を持ち札場河岸を利用した河川舟運をなさったのがご商売の始まりだ
そうです。
 その後現在の巽屋・二代目であります小早川政一郎さんの父がご近所に在った
お煎餅屋さんに修行に行き、そこでお煎餅のいろはを教わり煎餅生地屋さんとし
て巽屋さんが生まれました。
 二代目政一郎さんの時代になると生地屋だけではなく、焼きと販売も始め、そ
して現在は倅さんであり"そうか煎餅総技士"の小早川達陽さんが三代目として
巽屋さんを切盛りしています。
 

 広い駐車スペースの奥に小粋なお店。お店の奥が煎餅工場に繋がっている。
 お店の扉を開けると正面にショーウインドウー。左手にも商品棚。右側にはテ
ーブルと2脚のイスがお客様をお出迎え。右側奥に手焼きせんべいの焼き台が置
いて有る。
 巽屋さん自慢の煎餅は胡麻がたっぷりと入った【胡麻せんべい(430円)】。
 これでもか〜!というぐらい入った胡麻の量には驚きです。
 15歳からお店を手伝っている二代目の政一郎さん(74歳)は『常にいつもと変
わらず仕事をし、お店を営業して行くことが大切です』と100年企業の秘訣を教
えてくれました。
 そして三代目の達陽さんは『生地から一貫生産を行っており、せいろ蒸かしの
生地作りには力を入れています』と笑顔で語ってくれました。

 昔からの手法で作る巽屋さんのせんべい生地!
 手焼き風機械焼きの小丸大袋・16枚入り(590円)、小丸・8枚入り(320円)、
醤油・6枚(430円)とんがらし(320円)と、大変お手頃価格。
 一斗缶入り「久助」は3200円という驚きの値段設定となっています。
 草加市文化会館1階に在る伝統産業展示室でも販売されておりますので、この
機会に是非とも【巽屋】さんのお煎餅を食してみて下さい。

拠F屋
草加市神明2−4−14
048−936−5541
午前9時〜午後7時
定休日:日曜・祝日

(C)2000 The Soka Chamber of Commerce & Industry. All rights reserved.
E-mail:
sokacci@sokacity.or.jp
三遊亭春馬プロフィール