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■第80弾 『代々の石職人』■
 どの企業・どのお店にも歴史あり。ってぇ事で、今月も草加市内に在る
"100年(100年以上)企業"さんのご紹介!!

 今月ご紹介致しますのは、石屋の【青木石材店】さんです。
 青木石材店さんは、日光街道(宿場通り)沿い、神明一丁目信号の近く
に在ります石屋さん。
 店の前には【墓地・墓石の御相談を承ります!!】と石に書かれた看板
があり、入口には石彫りの狛犬や御狐様・カエル、そして墓石が置いてあ
りますので直ぐにわかると思います。
 この青木石材店さん、草加市にいつ頃から住み始めたのか?いま何代目
なのか?というのが良く分からないぐらい昔からの石屋さんだそうで、東
福寺に在る墓石には【関八州 石屋の司・子孫】と書かれて有る事から江
戸時代には既に草加の地に住み、石屋を開いていた事が分ります。



 では、江戸時代のいつ時頃なのか?を探ると、ご先祖様は小田原にて石
屋職人をしていたようで、日光東照宮建立に使用する石を製作工事するた
めに小田原から日光へ行った職人の1人だったと。
 その工事終了後、小田原への帰り道、途中で一旦住まいを構え、その後
草加まで辿り着き、そのまま「そうか宿」に住まわれたようだと伝えられ
ているそうです。
 その時はまだ【そうか宿】と言われる前だそうですので、かなり古くか
らの草加住民。しかもその昔は「北千住辺りから幸手ぐらいの間 石屋が
一軒しか無かった」と伝えられている事から、昔からの石職人の家系なの
です。

 


 さて、石屋さんの仕事というと昔は「記念碑・灯籠・へっつい・石の鳥
居」などを始め、大工さんと一緒に家を造る時の基礎工事を請け負ったり、
石彫刻を彫り上げたりと石全般を請け負っていたそうです。
 草加市内では、草加名物・草加せんべいを焼く為の石火鉢なども作って
いたとの事。
 しかし時代の流れと職業の職種が増えて来たため今は8〜9割がお墓や
お寺・神社などの仕事となり、そのほかは、石塀・床石、そして最近では
珍しくなった記念碑だとか。
 そんなご主人の青木務さん(64歳)は『石屋で生まれ石屋を継いで、石
屋の職人として仕事をしております。職人なので会社を大きくして行こう
とは思わなかった。職人は職人らしく生きて行く事を心掛けております』
と、職人魂を笑顔で聴かせてくれました。

 


 18歳で入った石職人の道も46年を迎え、今、青木さんの娘婿さんが後を
継ぐ事が決まり、ただいま仕事を仕込み中とのこと。
 代々職人として関わって来た【神明神社】で青木石材店さんの仕事が見
られる。
 特に珍しいのは力持ち比べで使った【力石】だとか。
 草加では欠かす事の出来なかった青木石材店。
 石のことなら何でもアドバイスやメンテナンスもしてくれるとのことで
すので、石でお困りのことが有りましたら青木石材店さんにご相談してみ
て下さい。

青木石材店
神明1−8−30
048−931−3548

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sokacci@sokacity.or.jp
三遊亭春馬プロフィール