今月は草加市内に在る"100年(100年以上)企業"さんをお休み致しまして、国指定
名勝となりました草加松原を簡単にご紹介致します。『草加松原』というのは解りや
すく言いますと、綾瀬川右岸沿いの遊歩道の両側にある【松並木】のことです。距離
は約1.5km。私の子供の頃には良く"千本松"なんて伝えられていた松並木ですが、寛
永7年(1630年)の草加宿開宿時、または天和3年(1683年)の綾瀬川改修時に松が
植えられたと言われているそうです。寛政4年の資料には、1230本植えられたという記
録があるそうですよ。その後485本になったり、806本になったり、630本になったりし
ていた草加松原松並木ですが、昭和40年代になると排気ガスや車両の振動などにより
、成木は約70本程度まで減少したそうです。そこで昭和51年に草加青年会議所を中心
として団体・企業・市民が「よみがえれ松並木・・・・そして草加に緑を」を合言葉
に【草加松並木保存会】が発足され、老木の手入れや若木の補植、県道足立越谷線の
上り車線を西側に移動させ遊歩道にするなど行い、550本を超える松並木に回復された
そうです。
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