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■第67弾 『手作りの味 今に伝える』 小宮せんべい本舗■
 どの企業・どのお店にも歴史あり。ってぇ事で、今月も草加市内に在る
"100年(100年以上)企業"さんのご紹介です!! 今月ご紹介致し
ますのは、明治末期創業の(有)小宮せんべい本舗さんです。小宮せんべい
本舗さんは、足立越谷線沿いで草加駅と谷塚駅の中間辺りに在るお煎餅屋
さん。白と黒の蔵造り風のお店で大きく【小宮せんべい】と書かれていま
す。
 駐車場横には水車が廻り、外観を見ても味わいのあるお店で、2013
年には草加市まちなみ景観賞(建物景観の部門)に選ばれています。



 そんな小宮せんべい本舗さんのご先祖様は、江戸・元禄時代(1688
年〜1704年)の昔から草加にお住まいになっていたそうで、当時には
何をされていたかは正確には分からないそうですが、お煎餅屋さんを始め
る前は【紺屋の職人】をされていたそうです。その後、明治末期からお煎
餅の生地を作る生地屋さんを始め、東京まで生地を卸しに行っていたそう
です。三代目の頃になると、生地を作ると共にご近所の方々にお煎餅を販
売するようになり、現在の四代目から本格的にお煎餅も販売。小宮せんべ
い本舗というお店の歴史が始まります。

 

 
 お店の中に入りますと綺麗な店造り。高い天井の赤ケヤキの梁がお客様
を出迎えてくれます。週三回焼いているという手焼き窯や手焼き体験用の
手焼き台など、ショーケースのお煎餅と共に訪れるお客さんの目も楽しま
せてくれています。さて、小宮のお煎餅は他店と違うこだわりがあります。
それは『むしろの天日干し』。埼玉県産の"彩のかがやき"を使用して作る
煎餅生地は、秋田産の"むしろ"の上に並べられ天日干しにするという。
 これは初代からの伝統製法だそうで、むしろを使用して天日干しにする
ことにより紫外線と自然の風が煎餅生地の乾きを変え、お米本来の味を生
かした美味しい煎餅が出来上がるとの事。
 そんな四代目の小宮務さん(73歳)は『先人の考えた伝統的な技術を
大切にし、一つ一つの工程に心を込め、魂を込めております。
 

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 お米は生きています。いかに美味しく煎餅に加工し、お客様に食べて頂
くか!?を考え、たえず前向きに歩んでいます』と100年以上続く伝統
的な技術の大切さを笑顔で語って下さいました。一種類一種類名前が付い
ている小宮のせんべい。一押し商品が“沖の石”。堅焼きでパリッと広が
る醤油の香ばしさが堪らない商品となっています。他にも薄焼きの“なご
み石”や、真っ白い砂糖をまとわせた甘辛二つの味を調和させた”しら浪”
など9種類の味が食した方々のお口を楽しませてくれます。俳人正岡子規
も草加を訪れた時に『煎餅干す 日影短し 冬の町』という句に詠んでお
ります。
草加の伝統の技法の味【小宮のお煎餅】、皆様、是非一度食べてみて下さ
い。

(有)小宮せんべい本舗
草加市吉町5−4−8
048−922−3792
9時〜19時・月曜定休(祝祭日は除く)
URL:http://www.komiya-senbei.co.jp/

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E-mail:
sokacci@sokacity.or.jp
三遊亭春馬プロフィール