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■第60弾 『お米マイスターが居るお店』黒田米店■
 今月もやってまいりました草加市内に在る"100年(100年以上)
企業"さんのご紹介。第9弾は、明治27年から商売を営まれている
お米屋さん『黒田米店』さんをご紹介致します。
 黒田米店さんは、日光街道(宿場通り)沿いに在る煉瓦タイル造
りの老舗のお米屋さん。初代・黒田吉五郎さんは、当時お店の斜め
前に在った質屋【松屋】さんの倅さんで、結婚を機に雑穀を中心に
お米も扱っていたお店を始めたそうです。

 その後二代目の守一さんがお店を継ぎますが、1924年(昭和
17年)の食糧管理法の統制により、お米が配給制となり、昭和26
年まで守一さんは食料配給公団に勤めることになります。お店の方
は奥さんが今で言う手芸店である小間物屋として【ゴム・糸・ボタ
ン・チャックなど】を販売して守っていたようです。
 その後、食料配給公団は解散となり、お店は米の販売を中心とし
たお米屋さんとなりました。昭和34年からは三代目となる守男さ
んがお店に入り、父の背中を見ながら商売を覚え、様々な激動を体
験しながら現在までの55年間お店に出ております。そして今、息
子である守利さんが四代目として三代目と共に美味しいお米をお客
様に提供しています。

 そんな黒田米店さんの入口は、大きなガラス張りの玄関引き戸。
外からも店の中が見えるという店造り。中に入れば、右側にはお店
が厳選した美味しいお米が並び、左側には味噌を始め、梅干し・片
栗粉・佐藤・塩といった乾物商品が並んでいる。そして真ん中には
量り売り用の機械や精米器、"米屋のおすすめ品"と書いてある埼玉
県産のお米(5kg・1850円)などが置かれていた。奥の壁には、
数多くの手拭いが飾られているのですが、その中には草加市になる
前の谷塚村・草加村・新田村が合併した昭和30年1月1日の記念
手拭いも飾られており、お店の歴史を感じさせてくれます。昭和3
4年頃まで草加で収穫された草加産のお米などを中心に販売してい
たというお店は、時代と共に全国で美味しいと言われているお米を
販売するようになります。
 

 「魚沼産コシヒカリ」(新潟産)・「つや姫」(山形産)・「さ
がびより」(佐賀産)・「彩のかがやき」(埼玉産)などなど数多
くの土地で収穫されたお米が並んでいますが、中でも四代目・守利
さん(44歳)一押しのお米は長野産のコシヒカリ「さくのひかり」。
標高の高い所で栽培され、暑い時期さけて収穫をするというお米だ
そうです。三代目の守男さん(73歳)は『お客様がお越し下さるか
ら商売が続けられるのです。お客様とは"心と心"のお付合いを大切
にし、常に感謝の気持ちを忘れないよう心掛けております』と笑顔
で100年企業の秘訣を教えて頂きました。三代目も四代目も日本
米穀小売商業組合連合会が認定しているお米マイスターの三ツ星の
称号取得し、お米の匠としてお客様にアドバイスをしております。
計り売りは勿論のこと、五分搗き・七分搗きなどもしてくれるお米
屋さん。お米屋さんで美味しいお米を買ってみませんか!?

 黒田米店
 住  所:草加市住吉1−1−4
 電  話:048−922−2631
 営業時間:午前9時〜午後8時(日曜定休)


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sokacci@sokacity.or.jp
三遊亭春馬プロフィール