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■第51弾 『匠の味』 鰍「けだ屋■
 先月号から始まりました草加市内に在る"100年(100年以上)
企業"さんのご紹介です!! 
 第2弾は、そうかソムリエ2度目の登場。草加せんべいの老舗『
いけだ屋』さんをご紹介致します。鰍「けだ屋さんは、草加商工会議
所の前会頭を務められていました池田國雄さんの会社で、江戸時代末
期、日光街道沿い(現在のお店の丁度反対側)で、おうめさんが営ん
だ"おうめだんご"と言う茶店から産声が上がりました。

 
 慶応元年(1865年)、初代・相澤岩吉さんにより煎餅を主とした製
造が始まり、二代目である池田国蔵さんを養子に迎え入れ、そのまま
の苗字を使用した事により【いけだ屋】の誕生となったそうです。明
治30年には本格的に機械化され、大正11年には三代目であり、草加市
の市長も務められた池田岩松さんにより池田商店を創設。昭和28年に
合資会社池田屋商店を設立し、昭和45年に池田國雄さんが四代目社長
に就任されました。平成6年、鰍「けだ屋を設立。そして平成21年には、
國雄さんは会長に、倅さんである池田彰さんが五代目社長に就任して、
さらに銀座1丁目(テアトル東京の前)に在る"入船堂"の社長にも就任
されました。

 "おうめだんご"から始まった老舗のお煎餅屋さんは、第二次世界大戦で
の強制廃業命令という苦難も乗り越え、創業100年以上超えた伝統の味は、
今尚前進しているのです。そんな池田会長は『家には代々家訓があります。
それは"三つの約束"です。「はい」という返事。「ありがとう」と言える
人。「我慢」出来る人。この三つを肝に銘じ代々商売を営んでおります。
 そして今後も受け継がれていくはずです。』と笑顔で100年企業の秘訣を
教えてくれました。現在は吉町に在る本店の他、東京駅・羽田空港・コン
ビニ・大相撲東京場所のお土産品としても販売されています。第24回全国
菓子大博覧会・名誉総裁賞を受賞した『こだわりの炭火手焼《匠》(18枚
・2530円)』を筆頭に、いけだ屋原点の味『堅焼き草加煎餅』『おひとつ
(20枚・2100円)』など、一押し商品が数多くあります。また結婚式など
で喜ばれている『絵がらせんべい』やビタミン・ミネラル豊富でダイエッ
ト用煎餅として販売されている小麦の殻を使用した『ふすませんべい(20
枚・525円)』など、時代の流れにあった商品の開発・販売も手掛けている
のです。また、関東大震災時には、ニ代目・国蔵さんが蔵に入っていたお米
で炊き出しをして困っている方々に振舞ったそうです。そして一昨年の東日
本大震災では五代目・彰さんが、交通機関もストップし、都内などから帰宅
のため徒歩で店の前を通る疲れきった方々にお煎餅を振舞っている姿があり
ました。100年という伝統の中で自然と生まれた絆の精神は、これからも家訓
と共に受け継がれて行くことでしょう。皆様、是非一度100年を超える伝統の
味を食べてみて下さい。

鰍「けだ屋
草加市吉町4−1−40  電話・048−922−2061



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三遊亭春馬プロフィール