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■第50弾 『包む』㈱川島製作所■
 さぁ~今月号から始まりました草加市内に在る"100年
(100年以上)企業"さんのご紹介です!!まず第1弾で
ご紹介致します企業さんは、そうかソムリエ2度目のご
登場になりますが、草加商工会議所副会頭の佐久間強社
長の会社『㈱川島製作所』さんをご紹介致します。

 ㈱川島製作所さんは明治45年(1912年)、神田岩本町
で創業者である川島駒吉さんが、銅板を叩いて形を創る
職人として飴や菓子の形取り【器具】の製造・販売会社
として産声をあげました。その後戦争があり、戦後まも
なく国の方針として"甘い物などを国民に食べさせたい。"
と言う事から、配給用の飴・菓子の道具を作り、その後、
世の中の発展と共に菓子などを包む包装機械を作り始め
たそうです。ちなみにヨーロッパやアメリカでは既に包
装機械があったそうですが、当時、日本には物を包む機
械というのは珍しく、川島製作所で最初に作り出した製
品は"キャラメル"を包む機械だったそうです。

昭和26年に台東区根岸に会社を移し㈱川島製作所を設立。
昭和38年・草加市谷塚上町に工場を新設し、昭和61年2月
・谷塚上町の工場に本社を移転、同年12月に本社社屋
落成。佐久間副会頭は四代目の社長となり、平成23年
(2011年)12月に《【顧客重視と顧客満足】を第一に考
える》を心に創業100年を迎えた歴史ある企業さんです。
そんな佐久間社長は『新しい物を創るより、いまやって
いるモノの品質アップを目指し、いかにお客様の喜ぶ物
を提供していくか?他社よりも良い製品を作り出すか!?
を考え、そして地域貢献・社会貢献、社会から信頼され
る企業を志しております』と100年企業としての重み
ある志を伺うことが出来ました。

 川島製作所の製品は、スーパー・コンビニなどで売ら
れている有名商品も数多く包装しており、スナック菓子
・洋菓子・和菓子を始め、柿の葉寿司・調味料・野菜・
全国のお土産品など400機種以上4000種類以上の
包装機械を生み出しています。何気なく目にしているコ
ンビニ等で売られているお赤飯・五目各種類・海苔が直
接巻いてあるおにぎりなどは、川島製作所が日本最初の
おにぎり包装機械として製作したものが使われているそ
うです。同社から生み出された技術は『美味しい安全食
品』の『包装』として、この草加の地から末永く日本の
食を守り続けてくれる事でしょう。


㈱川島製作所
草加市谷塚上町434 電話048-927-7111

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sokacci@sokacity.or.jp
三遊亭春馬プロフィール