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■第49弾 歴史・伝統■
 昔から"10年一昔前"なんてぇ事を言いますが、
ただいまでは世の中のサイクルも早くなったよう
で5年一昔前、3年一昔前なんてぇ感じが致します。
"何か"モノが始まると必ず歴史や伝統というものが
付いて廻ります。その歴史が長ければ長いほど、喜
びも・悲しみも・笑いも・苦労も沢山ある事でしょう。
その商売・その地域にも皆様方の知らない歴史と伝統
いうものが・・・・・・・・。
 

 私の商売・落語(噺家)の歴史は実は古く、室町時代
末期から安土桃山時代にかけて戦国大名のそばに仕え、
話の相手をした御伽衆(おとぎしゅう)という人達が始
まりと。その中でも1554年に生まれた浄土宗の僧侶「安
楽庵策伝」という方が、説教が上手く、話の最後にサゲ
(落ち)を付けてお話をしたそうです。1628年それをま
とめた「醒睡笑」という本を出したのが落語の始まりと
言われております。その後17世紀後半に江戸・大阪・京
都にて有料で噺を聞かせる人物が現れ、1798年になると
初代三笑亭可楽などが寄席を開きました。その後、幕末
から明治にかけ怪談話【真景累ヶ淵】【牡丹燈籠】など
を創った三遊亭円朝という偉大な歴史的人物が現れ、大
正・昭和を経て平成の時代まで大衆伝統芸能として全国
各地の方々に支えられ続いています。また、我々が日々
暮らしております草加市にも歴史が有ります。草加市は、
昭和30年に草加町・谷塚町・新田村が町村合併をして新
生草加町が誕生し、その後編入・分離をして、昭和33年
11月1日に県下21番目の市として誕生しました。てぇのは
皆さんもご存知の事でしょう。それではその前の歴史と
なると、草加市の資料によりますと承久3年(1221)に
草加市域が歴史に初めて登場します。その後、新田開発
や日光道中(日光街道)の整備などを経て、寛永7年に
幕府の公認を受け草加宿が伝馬宿と認められます。明治
32年に東武鉄道が開通。そして戦争などを経て現在の草
加市誕生へ繋がっていくのです。そんな草加という土地
でご商売をされております会員企業の皆々様方にもご商
売の【歴史と伝統】というものが有る事でしょう。『初
代が創った企業を、何代にも亘り守り続けている企業さ
ん』もあれば、『明治初期、初代が小さな金物屋を始め、
昭和初期に八百屋となり、酒屋経て、現在コンビニなん
ていう企業さん』もあるかも知れませんね。そんな歴史
と伝統が一世紀(100年)以上続いております商店・企業
の皆様を来月号よりピックアップしてご紹介させて頂きます。
 しかし、どの企業さん・どの商店さんが100年以上続い
ているか!?という資料等が殆ど無い為、会員皆様方の
ご協力や情報を求めながら掘り起こしてご紹介して参り
たいと思っております。是非とも情報提供のご協力の程
お願い致します。


 ※ 草加の歴史資料及び写真提供は草加市より、落語の
  歴史はインターネットにて拝借しております。

  情報を提供いただける方は、草加商工会議所・三瓶
 (048−928−8111)までお願い致します。

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三遊亭春馬プロフィール