ojama_title

今月は、チョコレートのお店『ここます』におじゃましました。

 会員の皆様こんにちは。今月も『三遊亭圓雀のおじゃまします』のコーナーがやって参りました。今月号は草加市氷川町に在ります【ここます】さんにおじゃまして来ました。それでは皆様、おじゃまします。おじゃまします。
 ここますさんは、草加駅西口から線路沿いを谷塚方面に歩き、草加神社通りを越え、次の通りを右に曲がって50mほど進んだ右手に白壁で大きなガラス窓・ガラス扉の店内が見えるお店。暖簾をくぐり店内に入るとチョコレートの香りが広がる宝石箱。
 経営者の増田さんは、日系航空会社で客室乗務員を務め、広告代理店などでも働いていたというミストレス(女主人)。子供の頃からチョコレートが好きな増田さんは、アジアでも原料のカカオが取れることを知り、退職後にフィリピン共和国・ミンダナオ島タバオ市に2年間移住。畑を借り、カカオの栽培方法や品質について現地住民との情報交換などを行いながらノウハウの蓄積と交流を重ね、2019年2月、生まれ故郷でもある草加に新鮮なカカオ豆を使用した「Bean to Bar(豆から板チョコ)」のチョコレート店としてオープンしました。
 豆の選別から包装まで全ての工程を店内で行っている当店。店内奥にはチョコレート製造に必要な機械が置かれガラス越しに見ることができるため、ちょっとしたチョコレート工場の見学気分に。新鮮な豆と砂糖のみで作る当店のチョコレートは世界の大きなチョコレート大会で3年連続受賞しているとのことです。
 そんな当店イチオシは、カカオ78%の「cacao nibs chocolate(1,620円・税込)」。オリジナルの粗挽チョコレートにカカオニブをトッピング。カカオニブの苦味とジャリジャリしたクランチ食感が堪りません。
 そして、カカオ73%の「cocomas smooth(1,500円・税込)」もオススメ。ドライフルーツの様な優しい酸味、ピーナッツバターの様なクリーミーさで、ヘーゼルナッツの様なナッティな風味がオススメです。
 また、カカオの実を何個も使用して作る果肉ジュースやドリンクはチョコレート好きにはぜひ飲んで頂きたい逸品です。ご主人の増田恭子さんは『新鮮なカカオで作ったチョコレート。フルーティーで美味しいので是非一度召し上がって頂きたいです』と笑顔で語ってくれました。
 木を植えてから収穫まで約3年かかるうえに、豆の味は毎年変わってしまうというカカオ。そのため、フィリピンまで高品質の豆を自ら直接買い付けに行き、厳選した素材からこだわる当店のチョコレート。店内では 8種類のオリジナル板チョコを始め、カヌレやチョコチップクッキー・カカオニブなども販売しています。また喫茶スペースもありますので、お友達やご家族で寛ぎながらチョコレートが楽しめますよ。
 会員の皆様、草加で作られるmade in 草加のチョコレート、是非ともご賞味願います。

ここます

店 主
増田 恭子さん
住所
草加市氷川町709
電話
048-954-4641
営業時間
11時~18時
定休日
毎週月・火曜日
ホームページ
https://cocomas-chocolate.com/
ojama_image01
ojama_map