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■ 第3回 健康診断を活かす 〜がんと健康診断〜
医師 西島好章 ■
 先ず、質問です。
【質問1】死亡者数でみて、日本人に多いがんをご存知ですか?

 その答えを昨年の数字でみてみましょう。およその数でいうと、
肺がん  6万人
胃がん  5万人
大腸がん 4万人
肝臓がん 3.5万人
膵臓がん 2万人
乳がん  1万人
子宮がん 0.5万人
です。
 次の質問も月並みですが、

【質問2】この中で増えているがんはどれでしょうか?

 その答えは、肺がん、大腸がん、膵臓がん、乳がんです。この他に、前立腺がんも増えており、言い旧された言葉ですが、「欧米化」が進んでいることが実感できます。
 では、次にいきましょう。

【質問3】さて、健康診断を受ければ、どのがんが治癒可能な段階でみつかる可能性が高いのでしょうか?

 その答えは、子宮がん、大腸がん、乳がん、胃がんです。
 肝臓がんは、B型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルスによるものが大多数ですので、不幸にしてこのウイルスに感染された方は、その治療ががんの発生予防につながります。
 肺がんは、早期発見の難しいがんのひとつです。現在では、ヘリカルCTによる検診の有効性が期待されていますが、集団検診に使うには無理があります。
 ただし、肺がんの予防法には「タバコを吸わない」という大きな武器がありますので、この武器を使わない手はないのですが。
 膵臓がんの対策は、残念ながら・・・・。

   
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